固定電話回線、光IP電話の契約率推移

固定電話回線を格安で引く方法
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固定電話回線の契約率の推移


出典:総務省
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この中の0ABJ型IP電話とは市外局番の割り当てられているIP電話のことです。NTT東西日本が提供しているひかり電話やKDDIの提供しているauひかり電話、各地域の電力会社が提供しているひかり電話サービスがこれにあたります。直集電話はNTTの電話回線を借りて他社が提供している加入電話サービスです。現在有名な会社がやっているのはソフトバンクのおとくラインです。

 

ひかり電話契約数が加入電話を抜かす日も近い

全体の契約数は少しずつ減少していていますが、それよりも目を引くのが0ABJ型電話、いわゆるひかり電話の伸び率です。平成14年から始まり、24年では加入電話の数にあとわずかと迫っています。

 

豆知識

戸建住宅で利用可能な0ABJ型IP電話は2004年(平成17年)9月にケイ・オプティコムのeo光電話で日本初開始。その後各社で類似サービスが提供開始。
参考:http://www.k-opti.com/press/2004/press25.html

この豆知識ですが、実は私この時プロバイダー勧誘のアルバイトをやっていて、ケイオプティコムの人が熱心に教えてくれました。各家電量販店やコールセンターで申込が殺到しました。この時期、このサービスが加入電話からひかり電話へのターニングポイントになっています。

 

ちなみに当時は1番号のみ取得可能でしたが、地域のケーブルテレビ会社やNTTなどが複数番号を取得可能にしました。それによってこれまで複数番号取得の面で優位にあったISDNからひかり電話のへの移行が進み、家庭向けだけではなく、法人などにも広がりました。

 

IP電話契約数の推移


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050型IP電話は緩やかに減少しています。逆に0ABJ型IP電話伸び続けており、IP電話というとこの0ABJ型をさしていると言ってもよいくらい普及しています。