ひかり電話とは

固定電話回線を格安で引く方法
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ひかり電話とは

ひかり電話とは

 

ひかり電話とは光インターネットを利用したIP電話です。IP電話というと音質が悪い、というイメージがありました。ヤフーなどがADSL時代に提供していたBBフォンなどです。ただ光インターネットを使ったIP電話は違います。

 

固定電話とほぼ同等の品質と認められ、総務省から050ではなくNTTの加入電話と同じように地域の市外局番を使うことが認められたIP電話です。

 

光IP電話を提供しているサービス会社

この光IP電話ですが、現在多数の事業者が提供しており、主要なものとしては以下の会社が提供しています。

 

  • NTT東日本(フレッツ光)
  • NTT西日本(フレッツ光)
  • KDDI(auひかり)
  • ケイオプティコム(eo光)※関西電力系列
  • ctc・中部テレコミュニケーション株式会社(コミュファ光)※中部電力系列

 

このページでは提供エリアが広く、シェア1位のNTT東西のフレッツ光で提供されているひかり電話を中心に紹介します。KDDIのauひかり電話は以下ページを参考にしてください。

 

参考記事:KDDIのauひかり電話

 

ひかり電話は電話加入権がいらず、基本料金も安い

これまでのNTT加入電話とは異なり、電話加入権がいらず、基本料金が従来の月額1,785円※より安く使うことができます。
※NTT3級局者の料金

 

使い方も従来のNTT加入電話(固定電話)と同じで、新しく使い方を覚えるなんていう手間もありません。NTTの加入電話で取得した電話番号なら、電話番号を引き継いで利用することも可能です(番号ポータビリティ)。

 

通話料金もNTTの加入電話よりも安くなっています。

 

ひかり電話は全国一律の料金体系(8円/3分)になっていて、遠方の相手だと料金が上がるということもありません遠方の方にかけることが多い方はオトクに使うことが可能です。

 

参考:NTT加入電話の通話料金

加入電話、ひかり電話への通話 8円/3分
携帯電話への通話

(ドコモ)

16円/60秒
携帯電話への通話

(KDDI・ソフトバンク)

17.5円/60秒
050IP電話への通話 10.4円~10.8円/3分
PHSへの通話(区域内) 10円/60秒
PHSへの通話

(~160km)

10円/45秒
PHSへの通話

(160km~)

10円/36秒

 

住んでいる地域が光インターネット対応の地域であれば、これまでより料金面でオトクに使うことができます。

 

 

ひかり電話のオプション(付加サービス)一覧

NTTのひかり電話では以下の付加サービスが使えます。

 

  • マイナンバー
  • ダブルチャネル
  • ナンバー・ディスプレイ
  • ナンバー・リクエスト
  • キャッチホン
  • ボイスワープ
  • 迷惑電話おことわりサービス
  • 着信お知らせメール
  • FAXお知らせメールなど

 

 

ひかり電話の料金プラン

ひかり電話はプランが大きく分けて2種類あります。通常の電話だけの基本プラン(安心プラン、もっと安心プラン)と付加サービスがもともと付属されているひかり電話エースプランです。

 

ひかり電話A(エース)

月額利用料金:1,500円
無料通話:480円分(使わなかったら1ヶ月繰越可能)
無料通話超過後の通話料:8円/3分
付加サービス
・ナンバーディスプレイ
・ナンバーリクエスト
・キャッチホン
・ボイスワープ
・迷惑電話お断りサービス
・着信お知らせサービス

 

基本プラン

月額利用料金:500円
無料通話:なし
付加サービス:なし

 

安心プラン

月額利用料金:1,400円
無料通話:1,280円分
無料通話超過後の通話料:7.2円/3分
付加サービス:なし

 

もっと安心プラン

月額利用料金:3,900円
無料通話:4,800円分
無料通話超過後の通話料:7.2円/3分
付加サービス:なし

 

比較表

  月額利用料金 無料通話 無料通話超過後の通話料 付加サービス
ひかり電話A 1,500円

480円分

8円/3分

6つ

基本プラン 500円 なし (8円/3分) なし
安心プラン 1,400円 1,280円分 7.2円/3分 なし
もっと安心プラン 3,900円 4,800円分 7.2円/3分 なし

 

付加サービスを何個かつける予定の人はひかり電話エースプランにしてしまう方が無料通話も付くのでオトクです。