固定電話回線を格安で引く方法

固定電話回線を格安で引く方法
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auひかり電話のメリット・デメリット

固定電話,回線,NTT
基本料金が安いひかり電話を提供している主要会社はNTTのフレッツとKDDIのauですが、auのひかり電話は何がメリットで何がデメリットなのでしょうか。これを説明します。

 

 

auひかりのメリット

au携帯電話と合わせてお得!

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これが一番の売りです。auスマートフォンと合わせて使うことで2年間最大2,000円/月(税抜き)(注)の割引を受けることができます。

 

スマートバリューと呼ばれるサービスです。ちなみに2年を超えた後も永年500円~934円/月(税抜き)の割引を受けることができます。具体的な割引額は以下をご覧ください。
※2017年12月現在

 

auピタットプラン
料金プラン 2年間 3年目以降

シンプル
1GBまで

割引対象外 割引対象外

スーパーカケホ/カケホ
~2GB
シンプル
1GB超~2GB

500円/月割引 500円/月割引

スーパーカケホ/カケホ/シンプル
2GB超~20GBまで

1,000円/月割引 1,000円/月割引

 

その他のプラン
料金プラン 2年間 3年目以降
データ定額1 934円/月割引 500円割引
データ定額2/3 934円/月割引
ジュニアスマートフォンプラン
シニアプラン

カケホ
(3Gケータイ・データ付)

LTEフラット cp(1GB)
データ定額5/20 1,410円/月割引
LTEフラット
ISフラット
データ定額8
プランF(IS)シンプル
データ定額30 2,000円/月割引
auフラットプラン20/30 1,000円/月割引 1,000円/月割引

 

受付終了プラン
料金プラン 2年間 3年目以降
データ定額3cp 934円/月割引 934円/月割引
データ定額5cp 1,410円/月割引 934円/月割引
データ定額10/13 2,000円/月割引 934円/月割引
U18データ定額20 1,410円/月割引 -

 

最大10回線まで割引適用可能

スマートバリューは複数回線適用可能で、最大で10回線まで適用可能です。

 

すごくお得なサービスですが、これを受ける為の条件があるのでこちらも紹介します。

 

auのスマートフォン(android、iphone)を利用中(もしくはこれからauに乗り換える)で、パケット定額のサービス(データ定額、LTEフラット、ISフラット)を利用することです。

 

ガラケーも割引対象

スマートフォン以外のauケータイ(ガラケーなど)でも「電話カケ放題プラン(ケータイ、データ付)」にご加入いただければ、割引対象となります。ただし割引は永年934円となります。

 

割引条件
  1. auひかり(インターネット)
  2. ひかり電話(固定電話)
  3. auのスマートフォン・携帯電話

 

これさえ満たしておけば永年934円/月の割引を受けることができるのでauユーザーの方はとても安くネットとスマホを使うことができます。

 

KDDIまとめて請求

auの携帯電話と請求書をまとめることで月額100円の割引を受けることができます。auユーザーはまとめておいたほうが得です。

 

auまとめトーク

上記のまとめて請求を申し込むとauまとめトークというサービスを利用することができます。

 

どういうものかというと、自宅のひかり電話(別名auおうち電話)からau携帯電話への発信、およびauおうち電話ユーザーへの発信が無料になります。

 

これは自分の携帯電話だけはなく、au携帯電話全てが対象になります。またauおうち電話への発信も全国が対象になります。auへの電話はおうちのひかり電話からかけた方が断然お得になります。

 

IPアドレスが固定

auひかりは基本的に固定IPアドレスになっています。正確にはホームゲートウェイを交換しない限り、IPアドレスが固定される仕様になっています。

 

IPアドレスが固定されていると外からアクセスする際(サーバーを建てる場合など)に便利です。

 

豆知識

学割があるかという質問をいただいたのですが、大学生や専門学校生の割引はありません。携帯電話では定番になっていますが、インターネット(プロバイダー)ではフレッツ、auひかりともにありません。

 

ここまではauひかりのメリットを紹介しましたが、ここからはauひかりのデメリットを紹介します。

 

auひかりのデメリット

  1. 提供エリアが狭め
  2. マンション・アパートに設備が入っていないことが多い
  3. ひかり電話は2番号まで
  4. 対応プロバイダーが7社のみ
  5. 工事までの期間が標準1か月程度
  6. 3年間の自動更新がある

 

提供エリアが狭め

これが一番のデメリットです。

 

auひかりは基本的に関東1都3県がメインになっています(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)。他のエリアも拡大していますが、NTTのフレッツと比べるとどうしても狭いです。

 

マンション・アパートに設備が入っていないことが多い

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あとは戸建住宅の場合は特に問題はありませんが、マンションの場合に問題が発生する場合があります。

 

どういうことかというとマンションにauひかりの設備が入っておらず、近くの電柱から線を引っ張ってくる工事が必要な場合があります。その場合は管理組合やオーナーなどの許可を取る必要があります。

 

戸建住宅タイプのauひかりを導入する時は階数も大事

この場合は住んでいる階数も影響し、最大で3階くらいの高さまでしか引くことができません(建物の高さなどにより異なります)。

 

これらをクリアできたらauひかりを引くことができる可能性があります。実際に引くことができるかは申し込みをして、工事業者に確認してもらう必要があります。

 

どういう風に説明すれば良いかは、auひかりを申込んだ公式の担当者や代理店の人に聞けば教えてもらえます。私もだいぶ前に説明したことがありますが、そんなに難しくはありません。

 

ひかり電話の電話番号は2番号まで

NTTのフレッツ光の場合、オプションで最大5番号まで取得することができます。自営業などをしていて、電話番号を多く取りたい場合はフレッツ光の方が有利です。

 

auひかりでも2番号まで取得できるので、自宅用と仕事用との2番号だけならauひかりでも全然問題ありません。

 

対応プロバイダーが7社のみ

auひかりが対応しているプロバイダーは以下の7社です。

 

  • au one net
  • So-net
  • BIGLOBE
  • @nifty
  • @TCOM
  • ASAHINET
  • DTI

 

この7社以外のプロバイダーを使用している場合は、プロバイダーの変更が必要になります。メールアドレスが変更になるのはイヤ!という人は、今使っているプロバイダーのプランを一番安いものにしてメアドを維持することも可能です。

 

ただし昔と違ってプロバイダーごとのサービスというものはほとんど違いはなくなっています。プロバイダーにそこまでこだわる必要はないのではないかと筆者は思っています。

 

auひかりはどのプロバイダーを選んでも料金は変わりません。フレッツ光の場合はプロバイダーごとに料金が異なる為、自分で調べる必要がある為、auひかりは簡単・シンプルと言うこともできます。

 

よほどこだわりがない限り、シンプルな料金体系のauひかりの方がわかりやすいと思います。

 

工事までの期間が標準1か月程度

フレッツ光がおおよそ2週間~3週間程度で、auひかりは1か月程度です。少し時間がかかるようになっています。工事日は混雑状況によっても異なってくるので、一概には言えませんが、1か月前後はかかるということだけ覚えておきましょう。

 

まとめ

以上がauひかりのデメリットです。間単に言ってしまうと工事できるかできないかということにかかっています。工事できる状況であれば特別auひかりにデメリットはありません。auひかりを検討している方は一度申し込みをして、使えるかどうか確認することをおすすめします。

 




 

auひかりを使えない場合はフレッツ光も

万が一使えない場合で、ひかり電話や高速なインターネット回線を使いたい場合はNTTのフレッツも検討するのがおすすめです。

 

フレッツはエリアが広く、ほとんどの方が使えるようになっています。引越しなどをした時でも継続して使える場合が多いので、auユーザーではない場合はフレッツのひかり電話をおすすめします。