固定電話を引くには?費用と方法を比較【2026年版】
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自宅や事務所に固定電話を新しく引く方法と費用をまとめました。料金はすべてNTT東日本・NTT西日本・NTTドコモの公式サイトで確認した2026年9月時点の税込額です。
結論
- インターネットも使うなら、光回線+ひかり電話がいちばん安い(電話分は月550円から)
- 電話だけ使うなら、NTTの光回線電話(月1,870円)か、ドコモのhomeでんわ(月1,078円。工事不要)
- NTTの加入電話は新規販売の終了が始まっており、これから選ぶ理由はほとんどない
2026年、固定電話の引き方が大きく変わった
以前は「電話加入権を買って加入電話を引く」か「加入権なしのライトプランにする」かの二択でした。しかし2026年に入り、前提が変わっています。
加入電話は新規販売の終了が始まった
NTT東日本は、メタル回線(銅線)を使う加入電話について、2026年5月1日以降、順次新規販売を終了し、2027年3月31日以降、順次サービスを終了すると公表しています。時期はエリアによって異なります。NTT西日本も2026年4月から、設備の老朽化が進んだ一部エリアで代替サービスへの移行を先行して始めています。
代わりに提供されるのが、光ファイバーを使う「光回線電話」と、携帯電話の電波を使う「ワイヤレス固定電話」です。
加入電話の月額料金は値上げされた
2026年4月1日から、加入電話・ライトプランの月額料金が住宅用で220円、事務用で330円値上げされました(NTT東日本・西日本とも)。
加入電話を新しく引く場合は、今も施設設置負担金39,600円がかかります。一方、光回線電話・ワイヤレス固定電話・ひかり電話・homeでんわはいずれも不要です。加入電話自体が縮小していくため、これから加入権を買う必要はほぼありません。
今選べる固定電話の費用比較
住宅用・3級取扱所(都市部の多く)の場合です。2年間の総額は「初期費用+月額×24か月」で、通話料は含みません。
| 種類 | 初期費用 | 月額 | 2年間の総額 | ネット契約 |
|---|---|---|---|---|
| ひかり電話(NTT東日本) | 光回線の初期費用による | 550円〜 | 光回線の料金による | 必要 |
| homeでんわ ライト(ドコモ) | 2,200円+端末代 | 1,078円 (セット割で550円) |
28,072円 (セット割で15,400円) |
不要 |
| 光回線電話(NTT) | 4,180円 | 1,870円 | 49,060円 | 不要 |
| ワイヤレス固定電話(NTT) | 4,180円 | 1,870円 | 49,060円 | 不要 |
| 加入電話・ライトプラン(NTT) | 4,180円 | 2,365円 | 60,940円 | 不要 |
| ひかり電話ネクスト(NTT) | 23,980円 | 2,750円 | 89,980円 | 不要 |
| 加入電話(NTT) | 40,480円 | 2,090円 | 90,640円 | 不要 |
- ※料金はすべて税込。このほか1電話番号ごとに電話ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料がかかります。
- ※光回線電話・ワイヤレス固定電話の初期費用は、工事費割引(22,000円→3,300円)を適用した額です。割引の適用条件はNTTに確認してください。
- ※ひかり電話ネクストの初期費用は、NTT東日本のホームページから申し込んだ場合の標準的な工事費(23,100円)と契約料の合計です。
- ※homeでんわは専用端末の購入が必要です。セット割は、同じ「ファミリー割引」グループにドコモの対象料金プランの契約者がいる場合に適用されます。
- ※2級・1級取扱所では、加入電話が1,980円、光回線電話・ワイヤレス固定電話が1,760円になるなど、月額が少し下がります。
タイプ別のおすすめ
インターネットも使う人:光回線+ひかり電話
光回線を引くなら、ひかり電話を追加するのがいちばん安上がりです。NTT東日本の場合、フレッツ光の月額に550円を足すだけで固定電話が持てます。今の電話番号をそのまま使える場合も多く、固定電話への通話料は全国一律3分8.8円です。
フレッツ光とひかり電話は、NTT東日本・西日本の代理店からも申し込めます。
電話だけ使いたい人:光回線電話
インターネットは不要で、固定電話だけ欲しい人向けです。光ファイバーを使いますが、フレッツ光の契約はいりません。月額1,870円で、加入電話(2,090円)より安くなっています。提供エリアは原則フレッツ光と同じですが、一部提供できない場合があります。同じくネット契約なしで使える「ひかり電話ネクスト」(月2,750円)もあるため、自宅でどちらが使えるかはNTTに確認してください。
工事をしたくない人:homeでんわ
ドコモのhomeでんわは、携帯電話の電波を使う固定電話です。専用端末を置くだけで使え、回線工事はありません。家族にドコモのスマホ利用者がいればセット割で月550円になります。ただし専用端末の購入が必要で、携帯電話への通話料は1分17.6円と高めです。
ワイヤレス固定電話は選べるとは限らない
NTTのワイヤレス固定電話は、光回線電話の提供が難しい場合などに、NTTが利用者の環境に応じて提供するサービスです。申し込む側が自由に選べるものではありません。
固定電話を引くまでの手順
- ネットも使うか決める:使うなら光回線+ひかり電話、電話だけならそれ以外から選ぶ
- 提供エリアを確認する:光回線系はNTTの提供エリア検索で住所を確認する
- 申し込む:本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)を用意する
- 工事・開通:光回線系は宅内工事が必要な場合がある。homeでんわは端末が届けばすぐ使える
引く前に知っておきたい注意点
- 停電時:ひかり電話などIP電話系のサービスは、電源が必要な機器を使うため停電中は使えない場合があります
- 携帯電話への通話料:固定電話あての通話料は安くても、携帯電話あては割高です。よくかける相手を考えて選びましょう
- 毎月の上乗せ:月額とは別に、電話ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料が1番号ごとにかかります
よくある質問
引けます。光回線電話・ワイヤレス固定電話・ひかり電話・homeでんわは、どれも電話加入権(施設設置負担金)なしで利用できます。
NTT東日本では2026年5月1日以降、エリアごとに順次新規販売を終了しています。申し込めるかどうかは住所によって違うため、NTTに確認してください。
家族にドコモのスマホ利用者がいるならhomeでんわ ライト(セット割で月550円)、光回線を使うならひかり電話(月550円〜)が安くなります。どちらにも当てはまらない場合は、光回線電話(月1,870円)が候補です。
出典:NTT東日本「加入電話」「加入電話・ライトプラン」「光回線電話」「ワイヤレス固定電話」「ひかり電話ネクスト 料金」「今後の固定電話サービスについて」、NTT西日本「加入電話の基本料金改定について」、NTTドコモ「homeでんわ 料金プラン」(2026年9月確認)
