ツイートKDDIの固定電話サービス
KDDIが提供している電話サービスは一般的にauおうち電話と呼ばれています。現在提供されているサービスは以下のものがすべてになります。
提供中のサービス
- auひかり電話
- ケーブルプラス電話
- J:COM PHONEプラス
- コミュファ光電話
この中でauの純正サービスは「auひかり電話」のみです。他のサービスはケーブルテレビ会社や電力会社のサービスとのセット商品になっています。
050IP電話サービス
- au one net IP電話（050番号サービス）
こちらは固定電話サービスではなく、050から始まるIP電話サービスです。もちろん市外局番から始まる電話番号を取得することもできません。今使っている固定電話の番号を引き継ぐこともできません。
新しい電話番号（050番号）を取得できることが一番のメリットです。同じIP電話サービス、提携ISPのIP電話サービスへの通話が無料になるというメリットもあります。
終了した電話サービス
- メタルプラス電話サービス
- ADSL one電話サービス
※新規受付2013年6月停止
auひかり電話
| 基本料金 | 500円 |
|---|---|
| 備考 |
光インターネットサービス「auひかり」のオプションサービス。現在KDDIの固定電話と言えばこれです。戸建住宅・集合住宅のどちらでも使用可能。
月額料金は500円。基本通話料金は8円です。au携帯電話（スマートフォン）を持っていて、インターネットと携帯電話の請求書をまとめる「auまとめて請求」にすることでau携帯電話、auおうち電話への通話が無料になります（通称auまとめトーク）。
auひかりの月額料金
| auひかり月額料金 | |
|---|---|
| ホームタイプ |
5,100円（1年目） |
| マンションタイプ | 3,800円 |
※マンションタイプはV16（VDSLプラン）
auひかりの本体とも言うべきインターネットの料金は以上のようになっています。戸建住宅向けのホームタイプが5,100円、マンションタイプが3,800円になっています。
ホームタイプは料金が少し高くなっている分通信速度が高速になっています。マンションタイプは居住設備によって異なりますが、ホームタイプより速度が抑えられている分料金が安めになっています。
auひかりの工事
ホームタイプの場合は近くの電柱から光ファイバー線を直接引き込みます。エアコンのダクトの隙間や電話配線などを利用して宅内に入れます。
マンションタイプの場合は、部屋内のモジュラージャックorLAN端子からauひかりのルータに接続するだけというケースが多いです（集合住宅の共用設備（MDF)にauひかりの設備が既に入っている場合）。
共用設備が入っていない場合は、マンションでも戸建住宅向けのホームタイプを利用することが多いです。集合住宅の高さによって異なりますが、2階or3階までならauひかりを引くことができます。
auスマホとセットならスマートバリューでもっとオトク
auスマートフォン・携帯電話を使っている場合、スマートバリューというセット割引を組むことができます。スマートバリューは1台当たり、500円～2,000円の割引を適用される超オトクなサービスです。
割引額はスマホ・ガラケーのパケット定額のプランによって異なります。基本的にパケット定額の料金が高い（容量が大きい）ほど割引金額が大きくなっています。auひかり開通後に申込みをすると適用されます。自動では適用されないので注意。
参考記事：auひかりのスマートバリュー
電話のみでも使用可能？
例外的にマンション・ハイツ・アパート内にKDDIの光インターネット設備が入っている場合のみ電話単体で使用可能。その場合は基本料金が高くなるので要注意。基本料金1400円/月。
ケーブルプラス電話
| 基本料金 | 1,330円 |
|---|---|
| 備考 | 自宅にケーブルテレビ（ベイコムなど）の設備が来ている必要がある |
ケーブルテレビ（J:COM除く）のサービスエリア内で利用することができる固定電話サービス。その地域の市外局番から始まる電話番号を取得可能。基本月額利用料は1,330円。
J:COM PHONEプラス
ケーブルTV会社、J:COMのエリア内で利用することができる固定電話サービス。その地域の市外局番から始まる電話番号を取得可能。基本月額利用料は1330円。
コミュファ光電話
中部電力が提供している光インターネットサービス、コミュファ光を利用しているユーザーが使える固定電話サービスです。その地域の市外局番から始まる電話番号を取得可能。
au one net IP電話サービス
インターネットプロバイダーサービス（ISP)にKDDIが提供しているau one netを利用している場合オプションサービスでau one net IP電話サービスを申し込むことによって050の番号が付与される。
初期費用500円、月額基本料金280円、基本通話料が8円/3分です。050番号から始まるもので一般的に固定電話としては考えられていません。市外局番から始まる番号と別に番号が欲しいという方におすすめのサービスです。
050番号を付加するサービスはNTTコミュニケーションズからスマホ向けのサービスが出ています。スマートフォンで050番号が欲しい場合はコチラを使うのが良いでしょう。
参考記事：携帯電話に電話番号を追加｜050plus
まとめ
今から電話を引くのであればauひかり電話が使えるエリアが広く、価格も安めでおすすめです（ひかり電話基本料金500円～）。
基本的に関東（東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県など）がサービスエリアです。また大阪や広島などの他地域都市部も随時拡大しています。
これから申し込みを考えるのであればまずauひかりを考え、エリアに入っていない場合はNTTのフレッツ光、フレッツも使えなければ地域のケーブルテレビ局や電力会社のサービスを検討してみると良いでしょう。