固定電話の解約・休止の方法とデメリット【2026年版】
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NTTの固定電話(加入電話)を解約・休止する方法をまとめました。手続きの違い、費用、連絡先、解約して後悔しやすい点まで、NTT東日本・NTT西日本の公式情報(2026年9月確認)をもとに解説します。
結論
- 今後まったく使わないなら解約(工事費無料)。ただし電話番号と加入権はなくなり、施設設置負担金は返金されない
- 番号を残したいなら、解約せずに月額の安い固定電話に乗り換えるのが現実的
- 加入電話は2027年3月以降、順次サービスが終了するため、「いつか使うかもしれないから休止」は以前ほど意味がない
解約・利用休止・一時中断の違い
NTTの固定電話を止める手続きは3種類あります。
| 解約 | 利用休止 | 一時中断 | |
|---|---|---|---|
| 内容 | 契約をやめる | 電話の権利(加入権)をNTTに預ける | 番号を残したまま一時的に止める |
| 止める工事費 | 不要 | 3,300円 | 3,300円 |
| 止めている間の月額 | - | 無料 | 毎月かかる |
| 期間 | - | 5年(更新して最大10年) | 無期限 |
| 再開したときの番号 | 再開できない | 変わる | 同じ番号 |
| 再開の工事費 | - | 3,300円〜 | 3,300円〜 |
| 対象 | 加入電話・ライトプランなど | 加入電話のみ | 加入電話・ライトプラン |
- ※料金は税込。NTT東日本の場合です。再開時に宅内工事が必要な場合は22,000円〜かかります。
- ※ライトプランは加入権がないため、利用休止や権利の譲渡はできません。
- ※利用休止の期間が5年を過ぎ、延長も再開も申し出ないまま、さらに5年たつと契約は解除されます。
固定電話を解約する手順
- 契約内容を確認する:契約者名、解約する電話番号、設置場所の住所を手元に用意します
- 申し込む:Webか電話で申し込みます。本人確認書類の提出を求められることがあります
- 取り外し日に止まる:取り外し日の当日分から月額はかかりません。解約の工事費は不要です
解約の申込先
NTT東日本(北海道・東北・関東・甲信越)
- Web:電話の休止・解約
- 電話:局番なしの116(携帯電話からは0120-116-000)
NTT西日本(上記以外)
- Web:電話サービスの解約・利用休止・一時中断
- 電話:局番なしの116(携帯電話からは0800-2000116)
電話の受付時間はどちらも午前9時〜午後5時です(土日・年末年始を除く)。
解約のデメリットと後悔しやすい点
- 電話番号がなくなる:解約後に同じ番号を取り戻すことはできません
- 加入権も消える:加入電話を解約すると加入権も契約解除となり、再利用できません
- 施設設置負担金は返金されない:加入時に払った施設設置負担金(電話加入権の費用)は、解約しても戻りません
- 登録先の変更が必要:銀行・保険・役所・学校などに固定電話の番号を登録していれば、連絡先を変更する必要があります
- FAXが使えなくなる:FAXを使っている場合は、代わりの手段が必要です
FAXだけが必要な場合は、電話回線のいらないインターネットFAXという方法もあります。
解約する前に:番号を残して料金を下げる方法
「基本料金がもったいない」という理由で解約を考えているなら、番号を残したまま安いサービスに乗り換える方法もあります。住宅用・3級取扱所の加入電話は月2,090円です。
インターネットも使うなら:ひかり電話(月550円〜)
光回線を使っている、またはこれから引くなら、ひかり電話にすれば電話分は月550円からです。加入電話と比べて月1,540円安くなります。今の番号をそのまま使える場合が多く、固定電話への通話料も全国一律3分8.8円です。
電話だけなら:光回線電話(月1,870円)
NTTの光回線電話は、インターネット契約なしで使える固定電話です。加入電話・ライトプランから同じ場所で移行する場合は、初期工事費と契約料が無料になります。
工事なしで安くするなら:homeでんわ(月1,078円)
ドコモのhomeでんわは、携帯電話の電波を使う固定電話です。今の固定電話番号を移せる場合があり(番号継続登録料2,200円)、家族にドコモの対象プランの契約者がいればセット割で月550円になります。専用端末の購入が必要です。
各サービスの料金は「固定電話の料金比較」で詳しく比べています。
2027年から加入電話のサービス終了が始まる
NTT東日本・西日本は、メタル回線(銅線)を使う加入電話を2035年までに光回線やモバイル回線のサービスへ移行する方針です。NTT東日本は、2027年3月31日以降、エリアごとに順次加入電話のサービスを終了すると公表しています。
そのため、利用休止で加入権を預けておいても、将来同じ加入電話として再開できるとは限りません。休止中の加入権を持っている人が光回線電話やワイヤレス固定電話を申し込む場合は、初期工事費と契約料が無料になります。再開を考えている人は、「固定電話を再開するより乗り換える方が料金的にお得」も参考にしてください。
よくある質問
解約の手続きでは本人確認書類の提出を求められることがあります。家族が代わりに手続きする場合や、契約者が亡くなった場合は、必要な書類を事前に116で確認してください。
返ってきません。施設設置負担金は解約時にも返還されないと、NTTが公式に説明しています。
電話を取り外した日の当日分から月額はかかりません。取り外し日に電話を使う可能性があるなら、余裕をみて翌日を指定するよう案内されています。
ひかり電話は加入電話とは手続きが別です。NTT東日本は「ひかり電話の各種お手続き」、ドコモ光など光コラボの場合は契約中の事業者に申し込みます。
出典:NTT東日本「電話の休止・解約」「加入電話 休止」「加入電話・ライトプラン ご解約」「光回線電話」「今後の固定電話サービスについて よくあるご質問」「固定電話の解約方法とデメリット」、NTT西日本「電話サービスの解約・利用休止・一時中断」「施設設置負担金についての説明資料」、NTTドコモ「homeでんわ 料金プラン」(2026年9月確認)
