固定電話回線サービス料金比較
現在一般的に利用できる固定電話回線サービスをまとめて比較してみました。
これから固定電話を引こうという方は参考にしてください。
各サービス比較
ひかり電話 | おとくライン |
NTT加入電話 | |
---|---|---|---|
基本料金 | 500円~ | 1,500円※ | 1,700円※ |
市内通話 | 8円/3分 | 7.9円/3分 | 8.5円/3分 |
県内・市外通話 | 8円/3分 | 7.9円/3分 | 20~40円/3分 |
県外通話 | 8円/3分 | 7.9円/3分 | 40円/3分 |
回線種別 | 光IP電話 | 直収型電話 | NTT加入電話 |
※3級局
ひかり電話
ひかり電話はNTTが提供しているインターネットサービス、「フレッツ光」とセットで利用できる電話回線サービス。月額利用料金が安いなど多くのメリットがあります。また、従来のIP電話と違って市外局番から始まる番号が取得出来ます。
おとくライン
ソフトバンクテレコム(旧日本テレコム)が提供する固定電話サービス。固定電話の通話料金がおトクになります。初回に交換機工事代金として1050円、標準工事費として105円×60ヶ月が発生します。
NTT加入電話(アナログ回線)
固定電話のみ利用やADSLを利用する際に使用される回線です。電話加入権の購入が必要です。
ひかり電話
基本料金が安く、通話料金も安い為今から固定電話を引こうと思う人にはおすすめのサービス。
提供会社はNTTが最大手で、KDDI(au)やSo-net(NURO光)、各地域の電力会社も提供しています。現在NTTと他社の契約を合わせると1000万世帯以上で使われているNTT加入電話に変わるサービスです。
※2014年11月現在
NTT加入電話とサービス内容はほぼ同等で、ナンバーディスプレイなどのオプションも追加することができます。
参考記事:ひかり電話のメリット・デメリット
ひかり電話の電話番号はどうなる?
今使っている電話番号そのままで乗り換えることも可能ですし、新規で電話番号を取得することもできます。新規で発番できる番号は住んでいる地域の市外局番から始まる電話番号です。
例:東京都 03-○○○○-○○○○
※ひかり電話を使うにはインターネットを契約しているor契約する必要があります。
おとくライン
ソフトバンクが提供している直集電話サービスです。直集電話とはNTTの電話回線を他社が借りて、NTTとほぼ同等の固定電話サービスを提供しています。ひかり電話ほどではありませんが、月額料金は安めで、インターネットを契約せずに使うことができます。
ただし60ヶ月間分割で工事費が発生(100円×60カ月)するなどトータルするとほとんどNTTの加入電話と変わりません。またおとくラインで取得した電話番号は他社の固定電話に引きつけげないなど制約もあるので、NTT加入電話を使った方が安心です。
類似サービスのKDDIのメタルプラスがありましたが、サービス終了しています。おとくラインもサービス終了する可能性を考えると新規で契約するのはおすすめできません。
NTT加入電話
これまでずっと提供されている電話サービスです。ひかり電話、おとくラインと違い電話加入権を購入する必要があり、初期コストが高めになりがちです。
※最近では中古の電話加入権が安く出回っており、そちらを購入することで安く導入することができます。
基本料金はひかり電話と比べると高めなので、ひかり電話サービスが使えないときに選ぶと言うのが良いでしょう。
参考記事:電話加入権の格安購入方法
まとめ
自宅にインターネット回線を引いている、もしくは引く予定がある方はひかり電話を利用するのが月額料金が安いのでおすすめです。
現在ひかり電話が使えないインターネットを利用している方でも乗り換えてひかり電話を使ってしまった方が安い場合が多いです。